2024年新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
皆様におかれましてはおだやかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年を振り返りますと、ようやく新型コロナウイルス感染症が5類へ移行されコロナ前の日常にもどりつつあります。一方世界ではロシアのウクライナ侵攻の継続やハマスのイスラエルへの奇襲に端を発したイスラエルのパレスチナガザ地区への攻撃は、人道問題に発展し世界情勢にも影をおとしており、中東地域における今後のエネルギー市場への影響は不透明な状況となっております。 また日本では記録的な猛暑が続き、東京でも11月の最高気温が27.5度と100年ぶりに記録塗替える異常な高温となりました。そして年末には政治と金の問題が政局を揺るがす事態になりつつありますが、問題解決は先送りとなっております。

さて、本年のLPガス業界の環境につきましては、為替やガス容器等の資材上昇に加え4月以降の運輸業の労働制限によるコスト増加により、仕入れ価格面での影響を受けると思われますが、エネルギーとしては世界的な需給の逼迫等は起きておりませんので、引き続き安心してご利用頂くことが可能です。

西多摩支部としましては、東京都による“家庭等に対するLPガス価格高騰緊急対策事業“への会員企業の対応ならびに支部内の各自治体との防災協定の更新・締結に向けた取り組を推進し、引き続きLPガスを安全に使って頂くための保安活動と安定供給環境を維持し、地域の安全・安心に役立てるよう努力し続けてまいります。
そして、この新しき年がLPガスご利用のお客様並びに会員企業様にとって、より良き年となりますことを祈念し、新年の挨拶とさせて頂きます。

(一社)東京都LPガス協会 西多摩支部支部長 清水 大

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