令和４年度 東京都中核充てん所稼働訓練実施について（報告）
update：2022年11月4日
目 的
石油ガス地域防災対応体制整備事業の石油ガス供給連携計画に基づき、
ＬＰガス中核充填所稼働訓練により、会員事業者及び関係機関等との相互
連携を強化し、東京都ＬＰガス協会の災害対策向上を目指す。
実施日時
２０２２年１０月５日（水）１０：００～１１：３０
場 所
清水燃料株式会社 今井充填所
来 賓
経済産業省 資源エネルギー庁資源・燃料部
経済産業省 産業保安グルーブ ガス安全室
東京都 環境局環境改善部環境保安課
東京都 多摩環境事務所管理課
東京消防庁青梅消防署 予防課
青梅市 防災課
主 催
（一社）東京都ＬＰガス協会
報道関係
４社
見 学 者
東京都中核充填所：６社
今年の訓練当日は、新型コロナウイルス感染症蔓延後３年ぶりに来賓並びに見学者を入れ、青梅市の清水燃料株式会社今井充填所で開催されました。また開催にあたっては、感染症対策を実施し参加者の人数を制限しての開催となりました。
今回の被害想定は、首都圏北部を震源とするマグニチュード７、震度６強の大地震により、（一社）東京都ＬＰガス協会に中央本部、各地区に地対本部が設置され、電力供給が途絶した状況下を想定し実施されました。
１．充填所設備の安全確認訓練
（１）配管設備の漏洩検査訓練
（２）転倒容器からの漏洩防止のための緊急収納訓練
（３）安全確認結果報告訓練
２．衛生電話を利用した情報伝達訓練
中央本部からの当該地域小学校へのＬＰガス供給要請連絡
３．非常用ＬＰガス発電機稼働訓練
非常用ＬＰガス発電機を稼働させ、充填所機能の回復
４．他系列容器への充填訓練
他系列容器（ボンベ）へ共通バーコードを利用した災害時充填を実施
５．ＬＰガス配送車両へのＬＰガス充填・配送訓練
６．散水装置稼働訓練
充填設備の火災への対応として散水装置の稼働と自衛消防団による消火訓練
自然災害は、季節・時間・感染症の状況など関係なく発生するため、あらゆる状況下で災害時に中核充填所が稼働できるよう繰り返し訓練が必要と感じた。
以 上
