令和4年度「東京都高圧ガス防災訓練」への参加について
update:2022年11月4日
目 的
高圧ガスを取り扱う事業所等における防災意識の高揚、緊急措置技術の向上、自主防災組織及び関係機関との連携の強化。
(今回、新型ウイルス感染症の状況を踏まえ、訓練参加者の安全確保を優先し、感染防止対策に配慮し実施された。)
実施日時
令和4年10月21日(金)13時30分から16時10分
場 所
都立東大和南公園運動広場及びゲートボール場
参 加 社
137名(西多摩支部:12名)
協力機関
警視庁東大和警察署、東京消防庁北多摩西部消防署、
日本赤十字社東京都支部
主 催
東京都、東京都高圧ガス地域防災協議会
参加機関
東京都、東京都高圧ガス保安協会、東京都LPガス協会、
東京都LPガススタンド協会
本訓練に東京都LPガス協会西多摩支部から支部会員、および西多摩地区の中核充填所が参加、演習を行いました。
1.実験
A.アセチレン逆火阻止実験
B.カートリッジ缶燃焼破裂実験
2.基礎訓練
(1)LPガス容器流出防止訓練の様子
ハザードマップにて浸水1mが想定される地域において、LPガス容器の流出防止のための、容器固定チェーンの2重掛けを実施の再確認および、流出時の容器の状況を再現確認した。
(2)LPガス消化訓練の様子
(3)LPガス緊急収納容器へのガス容器収納訓練
LPガス容器の破損時に緊急収納容器にガス容器を格納する訓練
(4)その他
・容器バルブガス漏れ処置訓練が実施された
3.総合訓練
(1)地震時における冷凍冷蔵倉庫機械室からのアンモニアガス漏洩事故発生時の事故処理訓練
地震により冷凍冷蔵倉庫機械室からのアンモニアガス漏洩発生事故により負傷者の発生から、警察・消防の出動要請し当該地域の交通規制や近隣住民への広報活動を実施。
漏洩箇所の応急処置により漏洩停止後の安全確保確認後、交通規制解除並びに近隣住民への避難指示解除の広報活動の実施までを、行う訓練が実演された
新型コロナウイルス感染症後、3年ぶりに通常規模での訓練が感染症の対策の基で実施された。感染症蔓延の状況下においても災害は起こるので、その中での訓練も大変有意義であった。
今後も、当支部としてエネルギーの最後の砦と位置づけられているLPガスを安全・安心して利用頂けるよう取り組んでいきたい。
以 上